こゝろもあらぬ秋鳥の
(こころもあらぬ あきどりの)
声にもれくる一ふしを
(こえにもれくる ひとふしを)
知るや君
(しるやきみ)
深くも澄める朝潮の
(ふかくもすめる あさじおの)
底にかくるゝ真珠を
(そこにかくるる しらたまを)
知るや君
(しるやきみ)
あやめもしらぬやみの夜に
(あやめもしらぬ やみのよに)
静にうごく星くづを
(しずかにうごく ほしくずを)
知るや君
(しるやきみ)
まだ弾きも見ぬをとめごの
(まだひきもみぬ おとめごの)
胸にひそめる琴の音を
(むねにひそめる ことのねを)
知るや君
(しるやきみ)
(こころもあらぬ あきどりの)
声にもれくる一ふしを
(こえにもれくる ひとふしを)
知るや君
(しるやきみ)
深くも澄める朝潮の
(ふかくもすめる あさじおの)
底にかくるゝ真珠を
(そこにかくるる しらたまを)
知るや君
(しるやきみ)
あやめもしらぬやみの夜に
(あやめもしらぬ やみのよに)
静にうごく星くづを
(しずかにうごく ほしくずを)
知るや君
(しるやきみ)
まだ弾きも見ぬをとめごの
(まだひきもみぬ おとめごの)
胸にひそめる琴の音を
(むねにひそめる ことのねを)
知るや君
(しるやきみ)